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英学院の家庭教師・通信教育

担任制通信教育 大学生補習コース/大学院生補習コース 講座要綱
英文読解講座(初級)

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+目次+

●講座内容
 英語が苦手な大学生・大学院生を対象に、読解教材を用いて、高等学校レベルの文法・語彙・構文・読解を4ヶ月間で総復習しながら数多くの英文を読むとともに、読んだ内容を日本語で的確に表現する方法も学びます。講師と頻繁に電子メールを交わしながら、ベストセラー市販教材を繰り返し学習します。
 専門英語講座個別対応カリキュラムの「通信家庭教師」を利用した各自の研究に必要な英文読解・作文指導の前に英語力強化をされたい方に向いています。

●受講期間・受講料
18週間(最大36週間まで延長可)
一般受講料 45,000円(消費税込み)
会員受講料 36,000円(消費税込み)
※会員制度の詳細はこちらをお読みください

●指導回数
課題指導33回 + 単語テスト9回 + 総合演習課題指導12回 + 質問・相談対応指導(随時)

●募集定員
5名(定員に達した場合は、講師が変更になる場合がございます)

●担当講師
福井 振一郎
上智大学大学院哲学研究科博士課程 学位論文審査を除き修了
現在、河合塾講師/当学院講師
学位:哲学修士
共著書:『構文把握のプラチカ 英文解釈』河合出版(2000). 他

●講座主催(お客様の契約相手先)
英学院

●主題と目標
 近年、高等学校の授業内容や大学入試の仕組みが多様化し、きちんと英文を読んだり書いたりするには、さらに、会話するには、元来高等学校で教育していた学習範囲について、大学入学後に学習する必要が生じています。本講座では、高等学校レベルの英語語彙・文法・構文・読解を総合的に再学習しながら数多くの英文を読むとともに、各種試験で必要な設問解法も学びます。
 文法構文を重視した英語学習については、時に批判されることもありますが、幼い子供ならともかくとして、大人が第2言語を学ぶ際、理論を学ばないでいきなり実践から入るとすれば、すなわち、文法学習をおろそかにして、やみくもに読み書きや会話を行おうとしても、習得には多大な時間を要し、効率的な学習方法とは言えません。もちろん、語学は理論だけでは身に付かず、数多くの文章を読みまた実際に使う以外に、習得の道はありません。しかし、外国語をきちんと習得するためには、ただ闇雲に単語の意味を組み合わせて意味を訳や作文をするのではなく、文法・構文ルールをうまく利用して学習を進めることが、上達への早道です。
 本講座では、このような視点から、1冊の読解教材を繰り返し学習することを通し、読解・作文・会話等、受講生の方々が大学での学習・大学院での研究や、就職後の業務で必要になるだろう英語運用能力向上のための、基礎を築くことを目標とします。
 なお、高等学校レベルの学習を基礎からされたい方には、本講座のご受講に先立ち、前提講座である「英語構文講座(初級)」のご受講をお勧めいたします。また、高等学校レベルの学習がしっかりと身に付いていらっしゃる方には、大学レベルの構文と和訳を扱う、「学術研究のための英語講座」をお勧めいたします。

●特徴

  • 週3回の充実した課題指導により、短期間で学力を高められます。
  • 英文を読みながら、語彙・文法・構文を総合的に学習します。
  • 課題に含まれる文法問題は、講座全体を通して主要文法項目を網羅します。
  • 理論のみならず、80以上の様々な文章を読むことで、実践的に学習できます。
  • 和訳・要約・説明・内容一致といった様々な形態の記述式読解問題が出題されるため、各種試験の準備や、日本語表現力養成にも役立ちます。

●使用教材
『速読英単語1必修編(増訂第4版)』増進会出版社 ※各自ご購入下さい。なお、第3版をお持ちの方は、第3版を使用しての受講も可能ですので、お申し出ください。
オンライン書店の情報ページ
http://www.junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0001001480
http://www.netdirect.co.jp/search/ISSSchDetail.asp?ISBN=4860661222

●学習計画
<第 1週〜11週>
 教材の文章を、毎日1つ、週に6つずつ読み進めます。週に3回の課題があります。
<第12週〜14週>
 復習として、初めの文章に戻って、1日4つ、週に24のペースで、文章を読み進めながら、語彙を覚えます。週に3回の単語テストがあります。
<第15週〜18週>
 再復習として、1日3つ、週に18のペースで文章を読み進めながら、第1週〜第11週で取り組んだ演習課題の解説を復習します。総合演習課題(復習のための和訳と総合問題のテスト)が週に3回あります。

●学習の進め方

  1.  本講座では、基本的に、受講生の皆様が月曜日から土曜日まで毎日学習されるよう計画しております。もし遅れが生じた場合、あるいは、お仕事のご都合等で週末にしか学習できない方には、日曜日にキャッチアップできるようになっております。
  2.  第1‐11週目は、教材本文に関連した、文法・条件英作文・内容一致・部分和訳・要約・語彙について、課題を出します。課題は、お客様の学習進度に応じて、講師からMS-Word形式のファイル(docファイル)を電子メールに添付して送ります。お客様は、その課題の答案を、ファイル添付の電子メールにて、講師に直接送って下さい。数日中に、講師から解説と講評を、MS-Word形式のファイル(docファイル)にて、電子メールで返送します(なお、他のファイル形式をご希望の方は、事前にご相談ください)。教材や課題、解説、添削についてのメールでのご質問は、原則として自由です。数日中に、講師が回答します。このようにして、お客様と講師の間で、毎日のようにメールを交換しながら学習を進めて頂くことになります。
     この期間は、月曜日〜土曜日、毎日1文ずつ、1週間で6文ずつ、教材を読み進めてください。課題は、6文中3題出題されます。課題によっては、1週間の中で教材を順番に読むのではなく、6文の中で適宜順番を入れ替えて読んで頂く必要がある場合があり、それについては、週の初めに課題をご覧の上、各自ご判断ください。課題提出は、原則として、毎週火曜日、木曜日、土曜日となりますが、週末にまとめる等、それ以外の方法も可能ですので、担当講師にご相談ください。
  3. <1週目−11週目の学習進度>
    週	本文の番号
    ―――――――――
    1週目	 1‐ 6
    2	 7‐12
    3	13‐18
    4	19‐24
    5	25‐30
    6	31‐36
    7	37‐42
    8	43‐48
    9	49‐54
    10	55‐60
    11	61−66
          
  4.  第12週目からの復習は、単語熟語テスト、そして、総合演習課題(復習のための和訳と総合問題のテスト)の形式で行います。テストは、お客様の学習進度に応じて、講師からMS-Word形式のファイル(docファイル)をメールで送ります。お客様は、指定日にテストを受験し、答案ファイルを講師にメール添付してお送りください。講師は、採点の上、正解と講評をメールで返送します。テストは、以下スケジュールで行います。テストは、毎週火曜日、木曜日、土曜日の週3回となりますが、まとめて週末に受験といった形や、その他ご希望がありましたら、柔軟に対応いたしますので、担当講師にご相談ください。
  5. <復習テスト進度>
    週	テスト	本文の番号
    ―――――――――――――
    12週目	単語1	 1‐ 8
    	単語2	 9‐16
    	単語3	17‐24
    13週目	単語4	25‐32
    	単語5	33‐40
        単語6	 1‐44(範囲に注意)
    第14週	単語7	45−52
    	単語8	53‐60
        単語9	61−68
    第15週	総合1	 1‐ 6
    	総合2	 7−12
    	総合3	13−18
    第16週	総合4	19−24
    	総合5	25−30
    	総合6	31−36
    第17週	総合7	37−42
    	総合8	43−48
    	総合9	49−54
    第18週	総合10	55−60
    	総合11	61−66
    	総合12	 1−68(範囲に注意/受験時期延期可)
          
  6.  テストの受け方を説明します。1つのMS-Word形式のファイル(docファイル)にテスト1回分が入っています。名称は、「単語テスト1」「単語テスト2」「総合テスト1」「総合テスト2」等となっています。一度に複数回分のファイルをお送りする場合もありますが、テストを受けるときまでは、ファイルを開かないでください。単語テスト各回の制限時間は、10分間です(総合テストは、その都度講師の指示に従ってください)。

  7. <単語テスト実施の手順>
     (1)単語テスト用添付ファイルを任意の場所に保存してください。
     (2)ファイルをワードで開き、その画面の中に答案を書き込んで、上書き保存してください。開いてから最後の上書きまでを10分以内に行ってください。
     (3)ファイルをメールに添付して講師に送ってください。
     (4)後日、講師より採点結果・解答と講評が送られてきます。

●受講料のお支払い・解約
 受講料のお支払いは、受講開始後10日以内に半額を、受講開始後40日以内に残りの半額を、当学院銀行口座へ振込をお願い致します(振込手数料はお客様のご負担となります)。解約のお申し出は受講開始後10日以内にinfo@eigakuin.comに電子メールで頂ければ、クーリングオフとして、受講料は一切かかりません。なお、2週目以降のご受講は、受講料のお支払い確認後となりますので、2週目以降の受講継続を決められた方には、受講開始後7日以内に受講料をお支払い下さると、中断なく受講を継続して頂けます。
 受講開始10日経過後は、中途解約を承ります。清算は、お支払済み受講料から、経過週数(1週間未満は1週間に切り上げ)×2,500円(ただし、会員は2,000円)+10,000円を差し引き、日本国内の金融機関に振込む方法で行います。

●受講にあたっての注意事項

  1.  お客様の受講目的や学力が他の受講生と大きく隔たっている場合、受講をご遠慮頂き「通信家庭教師」のご利用をお勧めする場合がありますので、ご了承下さい。
  2.  講師は、お客様からの質問の全てには回答ができないことがあります。1週間にお受けできる質問の内容・量は、講師の対応時間にして1時間以内を目安とします。より深い指導をご希望の場合は、「通信家庭教師」との併用をお勧めします。
  3.  講師が受講生に電子メールで送信する解説・添削・講評・回答の著作権は、講師または英学院に帰属します。それら電子情報の複製や印刷は、お客様ご自身が学習目的で保存用として使用する以外、お断り致します。お客様は、それらを第三者に転送したり、インターネット掲示板やその他の媒体に転載したり、印刷したものを第三者に見せたりを含め、お客様ご自身が学習目的で保存用として複製・印刷する以外、一切の複製・公衆送信・目的外利用をすることができません。
  4.  講師及び英学院は、お客様が提出された答案及び質問を、業務に必要でありかつお客様に支障を及ぼさない範囲に限定して、複製・公衆送信することがありますので、ご了承ください。

●教材見本
 使用教材は、書店等でご覧下さい。課題見本については、入試問題を改題して当学院が作成したものを、イメージ見本としてご案内いたします。なお、本講座における課題の形式には、和訳問題、要約問題、文法問題、英作文問題、説明問題、語彙問題といった様々な形式があり、課題指示文も日本語の場合と英語の場合とがあり、多様な試験形態に対応できるよう工夫されています。
 実際の指導見本を見た上で受講申し込みをされたい方は、1週間体験受講をお申し込みください。

<課題見本>(入試問題を素材に、当学院が作成した問題です。実際に出題される課題そのものではありませんので、ご了承ください)

・内容一致問題
 次の各選択肢を和訳した上で、本文の内容に一致しているものを一つ選び、さらにその選択理由を日本語で説明しなさい。

  1. The author is very critical about television and says that it has no good influence on children.
  2. Children should be criticized for watching time-wasting and unhealthy TV programs.
  3. The author bought a television set for his children because he wanted to have a discussion about TV programs with them.
  4. The author thinks the fact that television can be a time-waster is not a big problem as long as adults guide children properly.
・和訳問題
 本文○行目から始まる文は、次の文を平易に書き換えたものである。次の文を和訳せよ。
 For this reason, he haunts the hidden recesses beneath the chairs and tables of a room, avoiding the eyes of men with the same modesty that causes little humble flowers like violets to hide under the hedge for fear of being seen by passers-by.

・要約問題
 本文を句読点を含め100字以内の日本語に要約せよ。

・説明問題
 本文○行目から始まる文について、どうしてこのような状態になったのかを、句読点を含めて40字以内の日本語で書きなさい。

・文法問題
 本文○行目から始まる文に用いられているwouldについて、これと同じ用法のものを含む英文を、下の1〜5から1つ選び、その理由を日本語で説明しなさい(各文のwouldの用法に言及すること)。
1. Would you kindly give me a hand?
2. I would buy this jacket right now if I had enough money.
3. When he was a child he would often go fishing in the nearby river.
4. The weather forecast said that it would rain the next day.
5. Though we tried to persuade him, he wouldn't say yes.

・条件作文問題
 Arrange the word order in the parentheses (1), and then choose from below the suitable word for (2) so that the sentences express what is said in the third paragraph.
 For recreation, people (1)(to / do / do / from / what / something / tend / different / they) for work. And this is because they know ( 2 ) that they should keep the mind and body well-balanced.
 (2) a) happily  b) rationally  c) instinctively  d) unwillingly

・英訳問題
 本文を参考に、次の各文を英訳しなさい。
1. この技法は、調べてみると、江戸時代の木版画に起源がある。
2. 貧困には病気がつきものだ。
3. その化学薬品の存在は、ごく簡単に検出されうる。
4. 外国語の知識があれば、国際理解を深めるのに役立つ。


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